男と女(A Man and a Woman)
初公開: 2016年
監督: イ・ユンギ
主演:コン・ユ、チョン・ドヨン
原題:A Man and a Woman(남과 여)
★★★☆☆
いやぁ、コン・ユさん今まで意識してみたことなかったけど素敵♥
コン・ユさんの恋愛ものって、ラブコメっぽいのあるけどシリアスなのは初めて見た気がする!ベッドシーンも珍しくない?私だけかな~
だけど!!
お相手のチョン・ドヨンさん。実際にもかなり(?)年上のようだしどうもしっくりこない。
フィンランドで知り合ってなんとなく肉体関係になり、互いに名前も知らずに別れた。二人はそれぞれ家庭があり、問題を抱えた娘と息子を持っている。パートナーともうまくいっていない。
そしてソウルで再会!でもこれはコンユさん演じるギホンが、彼女を探して訪ねたみたい!
まぁいわゆる不倫というか大人の関係なんだけど、最初は男のほがグイグイいって女は引き気味。。でも女は本気になると、家庭も子供も捨てる思い切りがある。チョンドヨンさん演じるソンミンは、もう気持ちを抑えられなくなり、夫に「あの人がいないとダメなの!」と家を飛び出す!そしてギホンをホテルで待つんだけど…ギホンは、娘のことを考えてホテルの部屋の前まで来て帰ってしまう。
男と女ってだいたいこんな感じよね!
男は、家庭に問題があるとそのストレスのはけ口に、ほかの女性を求める。でもいざとなると、家庭を捨てられない。
逆に女性は、最初は抑制がきているんだけど、ある時決意すると行動も心の切り換えも早い!
結局…ソンミンは離婚し精神に問題をかかえた息子とも別れて一人で暮らすように…
時間が経過し、ギホンとの思いでの地、フィンランドを訪ねるソンミン。思い出のレストランでギホン一家の幸せそうな姿を目撃してしまい、そっとその場を立ち去る。ソンミンに気づいたギホンは…結局、ソンミンのもとへ行く勇気がない。
最後にギホンが奥さんと子供を乗せた車で、ソンミンのタクシーを目で追いながらも走り去るシーンで終わる映画。
多分…男はしばらくは後悔するかも。女性はたぶんすぐに忘れて新しい人生を歩きはじめる。
リズム感のないまったりした映画だな~と思ったけど、コン・ユさんがかっこいいのと、後々じわっとくる映画かもね~
私としては、最後のフィンランドのレストランで、トイレでギホンの妻とすれ違うんだけど、発作的にソンミンが奥さんを刺し殺すくらいのインパクトのあるエンディングもピリッとしまってよかったかな~と思う。。ってことで★みっつ!!!