失踪(실종)
監督: キム・ソンホン
出演: ムン・ソングン、チュ・ジャヒョン、チョン・セホン、オ・ソンス
製作年:2009年
原題:실종
★☆☆☆☆
いやぁ~久しぶりに「エログロどC級映画」を観ました!
韓国映画っぽいっちゃぁぽいんだけどね~
そこそこいい味出してる俳優さんのムン・ソングンさん、よくこのオファ受けたわね~っていうくらい酷い映画でしたわよ。逆に観たくなるでしょ?(笑)
あらすじを…ってほどのあらすじはないんだけど、ある女優の卵が監督(当然二人はできている)と田舎に鶏料理を食べにいく!
看板はあるもののもう廃業しているらしい。
そこの主が、ムン・ソングンさん演じる見るからに「サイコ」な親父。すぐに監督はオノで頭をたたき割られ殺される。女優の卵は、犬のオリに入れられ真っ暗闇の中に放置!
すぐ殺すわけじゃなく、歌を聞かせたりケーキを食べさせたり…でも拍手したり笑ったりしないとキレられる!
そして、ケーキを掬い取った手で暴行されたり犯されたり…もうめちゃくちゃやん! そして…大事なアソコを噛まれたからと、歯を全部抜かれちゃったりする!もう用済みと思ったのか、生きたまま裁断機に入れてミンチに!もう見てられませんわ
この子には、チュ・ジャヒョンさん演じる姉がいる。
電話の内容を手掛かりにこの村にたどり着くんだけど…
頼った警察は相変わらず、やる気なし!
でも下っ端の警察官がちょっと同情して、捜査に向かうんだけど…もうこの警官絶対殺されるわ!と思ってたら、案の定、オノで頭割られた!キャーーー!
姉も殺される寸前まで行くんだけど、なんとか巻き返し、妹の無残な最期を知って、この犯人をミンチにしちゃう!
って…あらすじはこのくらいのもんです。
ムン・ソングンさんの、キレッキレのサイコ演技だけがまぁ最後までなんとか観れた理由でしょうか…
エログロシーンには力を入れてた割に、雑すぎてわからない部分も多かった。寝たきりの母がいて、最後息子の悪行を知ってどこかへ電話しようとして力尽きて死んじゃうんだけど、この犯人16歳の時父を殺したらしい!そういう人格形成の理由とか母との関係とか、そういうのを一切描いていないので薄っぺらいのかな~
姉は精神を病んで(?)警察病院で弁護士と対話。最後に「弁護士さんは娘さんいる?」という質問を投げかけるんだけど、意味不明。最後のシーンは、きゃぴきゃぴの女の子二人が、港でおじいさんに「船に乗せて!」ってお願いするんだけど、このシーンの意味がさっぱり分かりません。犯人死んだんだしね!
いやぁ久々に観た超駄作でした
(言いたい放題ミヤネヨ~)