韓国のこういう単発ドラマが大好きです！！
榮堂日記（형영당 일기）
日本にも単発ドラマはよくありますが、こういう趣やじわっとした感動を覚える作品は見たことがありません。
今回は背景は時代ものなんですが、禁断の愛の物語。だけど全然グロさやえげつなさはなくて、本当の美しい。キャストも良かったのかもしれません。
「兄を殺しました」といって弟のカン（イ・ウォングン）自首してくるところから始まります。
そして毒殺された兄（イム・ジュファン）の遺体が運ばれてくる。兄に虐待されて…という供述から二人がどんな仲だったかを調べ始める、イ・ジェユンさん演じる左捕庁の従事官。
タイトルの馨榮堂というのは、主人公の兄弟の秘密の家というか離れというか、そういう建物の名前です。
兄弟は互いにこの美しい馨榮堂で静かに過ごしていた
アンネサンさん演じる両班に父親の命令で、婚礼を挙げた兄の妻は…
夜を共にしてもらえなかった。
この兄弟はなに？？と観ていると疑問がわいてきて…ああそういうことか！と思うんだけど、この兄の愛情が純粋で美しいのよね～
嫉妬した嫁は弟のカンを誘惑し関係を持ってしまう。
そして兄は二人の関係に気づいていた…
ゆるされない関係に悩む兄
嫉妬から兄か自分かどちらかを選べと、カンに毒薬を渡す嫁。
毒を飲ませようとする寸前、自分が死ぬべきだと毒を飲もうとする手を止めた兄は自分で飲んでしまった！毒のこともすべて知ったうえで死を選んだ兄。かなえられない愛なら死を選んだのね。
嫁を怪しむ従事官だけど証拠がなく…
ただ馨榮堂で見つけた日記から、二人のことを知ることに…
兄殺しの罪で斬首されそうになるカンだけど、寸前でカンが殺したんじゃないとわかるんだけど…結局…後を追ったのかな。
兄が死んで初めて、自分も兄を愛していたことに気づいたカンだけど、後の祭りだった。
悲しくも美しい。こういう世界観はやっぱり韓国の感性ね。