カエル少年失踪殺人事件
原題:아이들(Children)
監督:イ・ギュマン
キャスト:パク・ヨンウ、リュ・スンリョン、ソン・ドンイル
★★★★☆
結構評判がいいのは知ってたんだけど、タイトル見て「ジャケスルー」してた作品!すごく良かった!
それにしても…邦題のつけかたのセンスの悪さにはもう脱帽!ただ、この事件の少年たちは、本当に「カエル少年」って呼ばれてるらしい…にしてもだ! 原題の「아이들」の方が全然いいじゃないか!
子どもたちが山で惨殺された実際の事件がモチーフになっている。しかも未解決、迷宮入り!主演は…
パク・ヨンウさん。地味だけど確かな演技力でぐいぐい持っていかれる。そして脇もいいね!
まず…思い込みの激しい大学教授役、リュ・スンリョンさん。
この方はどうも「時代劇」のイメージだけど、なかなか存在感あった!最近、北朝鮮問題でよくTVに登場する、磐村さんに似てない?
そして刑事役のソン・ドンイルさん!
この人が出るだけで安定する!
そして何より…被害少年の両親役のこの二人…最高だった!最初は疑われるんだけど、切ない親の愛情が涙を誘う。
そして…主演の記者が最初はヤラセやったり、いろいろ出世主義だったんだけど、この事件に触れてどんどん変わっていく。ヘアスタイルまで変わって、亡くなった渡瀬恒彦さん風になったね。
結局、山に埋まった子供たちの惨殺死体が見つかるんだけど、最後の怪しい男のエピソード、たぶんこれ映画的に付け加えたんだろうけど、余計だったね~
結局なんだったの?って感じだから。まぁ、「迷宮入り」事件を映画化する自体が、結構難しいってことよね。
久々にいい映画観た感じ。
おすすめよ。。