これは東野圭吾さん原作で、日本で映画化されたリメイク作品です。私は原作も日本の映画も観てないので…逆にその方が絶対よかったかな!
監督:イ・ジョンホ
キャスト:チョン・ジェヨン イ・ソンミン ソ・ジュニョン
★★★★☆
とても重く、私もわりと問題だと思うテーマなので一気に観ちゃいました!中学生の娘が、高校生の男子たちに拉致されレイプされる。薬物を飲まされ死亡!母親を病気で亡くし、父と娘の生活。娘に何もしてやれず、無残に殺されてしまったことで、父親が狂気に変貌し、復讐する!とざっとそんなあらすじです。
主演のイ・ジョンホさん、見たことはあるけど舞台と映画中心の俳優さんみたい。静かだけど、激しい怒りを胸に秘めて、犯人の高校生を殺す…辛いシーンもあるけど…やっぱりこういう重くて暗い映画には欠かせない…
イ・ソンミンさんです!
少年犯罪の刑の軽さを憂慮しつつ、刑事としての職務とのはざまで葛藤します!いつかしら犯人の父親に共感しはじめ…復讐に手助けもしちゃったりして…
その相棒の刑事役、ソ・ジュニョンさん。この方もドラマでちらほら見かけますが、映画向きだと思います!なぜか…はわからないけど感覚的に!この二人の刑事の存在が、この映画にすごく深みを与えている気がしました。
結局…主犯の高校生を殺すことができなかった父親。
真ん中の犯人の高校生を演じた、イ・ジュスン君。この時はまだ「君」ですが、「ピノキオ」では、ダルボの友達の刑事アン・チャンスを演じてましたね!
少年犯罪の刑の短さ、娘を殺された父親のこれからの人生…いろいろ考えさせられる映画でした!
選挙権も18歳からになったわけだから、犯罪も子供だろうが、大人と同じ刑罰を与えるべきだと思います。なんの罪もない人の人生を奪ったのだから…